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第15回:LGBT成人式企画 ”かぞく”ってなんだろう?

執筆者の写真: Kanazawa RainbowKanazawa Rainbow

2015年3月8日(日)


14時~:交流会

17時30分~:お食事会


今回のテーマは「“かぞく”ってなんだろう?」

LGBT成人式企画として、ReBit(リビット)の下平武さんが進行役として来て下さいました。

多彩な「かぞく」のあり方に触れることで、自分の未来の「かぞく」へのヒントがあるかも! みんなで「かぞく」について考えてみました。


今回の参加者は、スタッフも含めて33名。食事会の参加者が25名でした。

下は高校生から上は40代まで、セクシュアリティもさまざま。また、北陸三県だけではなく、京都、新潟、愛知などからご参加くださった方もいらっしゃいました。


受付では、石川県の成人式会場で全員に配布される人権リーフレット(セクシュアルマイノリティの人権についても記載)をご参加の皆さまにも配布させていただきました。(リーフレットは県庁からいただいてきたものです)


ReBitの下平さんがLGBT成人式の説明をして下さり、LGBT成人式で実際に流された素敵な動画を皆で見ました。ReBitさん、LGBT成人式については、リンク先をご参照下さい。


また、LGBT成人式の横断幕をお持ちくださったので、休憩時間には幕に書かれた寄せ書きを見たり、また自分もメッセージを書いたり、前で記念撮影をしたり(もちろん、他の方が写り込むことのないように)。誰もがありのままで「成りたい人になる」ことができるようにという希望を皆で分かち合うことができたと思います。


いくつかのグループに分かれ、模造紙と付箋を使い、「かぞくって何だろう?」と考えてみました。

血縁関係、一緒に暮らしている人、お互いに決めたパートナー…

「でも、今一緒に暮らしていなくても、離れて暮らしていても、かぞくだということもあるよね」

「やっぱり“血のつながり”は自動的にかぞくって認められている気がする」

「でも里親・里子など、血縁関係がなくても、かぞくだよね」

「法律の定義ではどうなってるのかな?」

考え始めると思った以上に多彩な“かぞく”像。


また、それぞれの現状や悩み、そしてこれからどんな“かぞく”をもって生きていきたいかという望みも、とても多彩でした。

パートナーと生きていきたい人、独りで暮らしていきたい人、友達や仲間とハウスシェアをしたい人、子どもを持ちたい人、持ちたくない人…


尽きない話は、食事会へ持越し。普段はなかなか話すことができない “かぞく”についてのいろんなことを、話したり聞いたりすることができました。


「いろんな生き方、あるげんよ!」、レインボー金沢のリーフレットやステッカーに載っているこのキャッチコピーを改めて思い出す日となりました。


 

参加者の声

  • 自分のことが主役で話せる。金沢でこんな楽しく、考えさせる時間がもてると思いませんでした。

  • 会場も利用しやすく、良いと思います。家族については、普段考えた事があまりなかったので、考える良い機会になったと思います。

  • 多くの人から、様々な家族観について聞けて良かったです。

  • 話しても真に受けてもらえない話を真剣に話せてよかったです。

  • 地元でセクマイの話ができる方がいなかったので、知り合うことができて良かったです。

  • テーマが少し漠然としていて話すのが最初大変でしたが、話していくうちにいろいろな意見が交換できてよかった。

  • 未来の家族について考える機会などパートナーと話すことも多いので、よい機会になりました。

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